ダーツの基礎 セットアップ
ダーツの基礎となる 4つの要素
の正しいフォームを一つ一つ 説明しています。
「あなたのどこがいけないのか?」「どこが間違っていたのか?」
確認しながら見ていくようにして下さい。
スローの部分をしっかりと理解すれば、あなたも劇的にダーツを上達させることができます。
セットアップの基本
今まで身に付けてきたすべてのフォーム (グリップ・スタンス&バランス・セットアップ) をAポジション、Bポジション、Cポジションに分けて連動させ一連の動きにしていきます。
これを一つ一つ見ていくと・・
- A セットアップ
- B テイクバック
- C スローイング
この3つのポジションを経てスローイングを完成させます。
この方法はダーツ上達において最もベストな方法であり、数え切れないくらいの人たちが効果を実証している「ABCセオリー」という上達法です。
このABCセオリーをしっかりと身につけると、狙った場所を次々と決められるようになってきます。
もう少し詳しく説明していきましょう。
狙った場所に当てるための基礎 ABCセオリー
ポジションABCはすべて一直線上に並ばなければなりません。
どのポジションも直線ラインからずれないように気を付けることが重要です。
これがずれてしまうとダーツは真っ直ぐ飛んでくれません。
例えばポジションB(テイクバック)が左にずれると、ダーツは右に飛んで行ってしまいます。
各ポジションを一直線上にそろえることが「ABCセオリー」の基盤となります。
テイクバック
AからBへの部分をテイクバックといいます。
テイクバックで大切なのはスムーズさです。
早過ぎない程度に腕を動かすことが重要。
早過ぎてしまうと安定しません。
安定しなくなるとポジションC(スローイング)での修正ができなくなってしまいます。
ですから、AからBへはスムーズに腕を運ぶことを常に意識します。
スロー
テイクバックをしたら、次はBからCへスローします。
BからCではダーツにパワーを与える必要があります。
そのためこのスローで大事なのはスピードです。
スローのポイントは、自分に合ったスピードを見つけることです。
一番安定して投げられるスピードは自分にしかわかりません。
それを見つけられたら、あとは繰り返し身に付けていくだけです。
BからCではスピードをつけることが重要。ダーツでターゲットを正しく射抜くためにはスピードを与える必要があるのです。
そして自然なテイクバックを心がけることも重要です。
投げた後のフォロースルー
スルーのポイントとなるのは、フォロースルーです。
ここで大切なのは、ポジションCで腕を伸ばしきることです。
つまり、手首を伸ばすこと。そして、この動作をライン上で行うこと。これがとても重要です。この手首の動きがダーツにパワーを乗せます。
手首が伸び、手のひらが下を向いた状態が理想のフィニッシュと言えます。
ゴルフやボウリングなど他のスポーツ同様、ダーツでもフォロースルーはとても大切です。
ポジションA、ポジションB、ポジションCの動きを最初はゆっくりでいいので、正確に一つ一つの動きをマスターするように実践していってみてください。
- A(セットアップ)→B(テイクバック)→C(スロー)の流れを一直線上に並べて行う
- A→Bの動きはスムーズに
(早すぎると安定せず、ポジションCでの修正が不可能になるので注意) - フィニッシュは手首を伸ばしてスピードを与え、手のひらを下に向ける
(フォロースルー)
これがポイントです。
ダーツをプレーしてみて下さい
これらの正しいフォーム、そしてその一連の動きを真似して10日間ダーツを繰り返しプレーしてみてください。
たったそれだけで、あなたはどんどん狙ったポイント(ブルやトリプル、ダブルなど)を決められるようになり、カウントアップのスコアやアベレージを飛躍的に上げることができるようになります。
基礎の4つの要素「グリップ」「スタンス&バランス」「セットアップ」「スロー」を意識するだけでどんどん上達します。